『新潮45』一冊買うのにものすごく大変な思いをした。
週刊誌や文芸雑誌が揃っているいつもの町の書店が、
改装工事で当分休業。
駅前に新しくできた、スターバックスと合体している
お洒落書店のほうには、ワインの本やら、AIの本やらが
雰囲気よく陳列されているだけで、
文芸雑誌、言論雑誌は売ってない。
仕方ないので仕事が終わってから、自転車で隣駅へ。
なんでこんな差別雑誌買うのに苦労せにゃならんのかと
思ったけど……帰宅してパラパラめくって、いま本当に
ギョッとしております。
『そんなにおかしいか「杉田水脈」論文』、
この特集はとにかく酷い。
藤岡信勝、小川榮太郎、八幡和郎、ユーチューバーの
KAZUYAなどなど7人が全力で水脈擁護をしているの
だけど……
藤岡信勝氏は全力で「生産性」という単語を擁護。
いわく「生産性とは再生産性」ということらしく、
「LGBTの人たちが次の世代の子供を再生産しない」
ということだからOKなんだって。
意味がわかりません!
小川榮太郎氏は、「LGBT=変態性癖」という、
完全なる無知と差別心を全力でさらけ出していて、
LGBTの権利を保障するなら、痴漢が満員電車で女を
触る権利を社会は保障すべきとか、
杉田水脈に輪をかけてますます醜悪な差別発言を
しまくっている。
雑誌として大問題でしょ、これ。
八幡和郎氏は、杉田脈とはフェイスブックを通じて
知り合った「最良のフェイスブック友達」だそうで、
フェイスブック上の様子をご紹介。
なんなんだこのばかばかしさは、一体。
『新潮45』、大丈夫かいね??